■ ID
| 1343 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| Heat flow distribution and thermal structure of the Nankai subduction zone off the Kii Peninsula |
■ 著者
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Hideki Hamamoto
埼玉県環境科学国際センター
Makoto Yamano
東京大学地震研究所
Shunsaku Goto
(独)産業技術総合研究所
Masataka Kinoshita
(独)海洋研究開発機構
Keiko Fujino
海洋電子(株)
Kelin Wang
カナダ地質調査所
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| Geochemistry Geophysics Geosystems, Vol.12, No.10, Q0AD20, doi:10.1029/2011GC003623, 2011 |
■ 抄録・要旨
| 関東大地震や東南海地震、南海地震など海溝型巨大地震は、これまで社会的にも大きな被害をもたらしてきた。このような地震の発生メカニズムを調べるうえでは、地下の温度構造を推定することが重要である。しかし地下温度構造を知るために、数十キロメートルの深さの温度を直接計測することは現実的に困難である。そこで本研究では、南海トラフ沈み込み帯を対象として、海底面の地殻熱流量を測定した。その結果を境界条件として、プレートの沈み込みモデルを数値モデル化し、解析することにより地下の温度構造を推定した。この地下の温度情報は、プレート境界面の地震発生領域を規定する重要なものであり、近い将来において発生が予想される南海トラフにおける地震発生領域の推定に役立つものと期待される。
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